特殊手袋
耐切創レベルについて
耐切創の手袋の試験法は欧州統一規格(EN388)に基づいて実施しております。EN388とはヨーロッパにて制定されている保護手袋の物性強度を評価する規格基準です。
EN388:2003(2023年度版)は2016年度版に改正され、耐切創試験方法と耐切創レベル表記が変わりました。
従来の耐切創試験方法は回転刃試験(クープテスト)を実施しておりましたが、耐切創強度の高い素材に対しては刃を鈍化させる結果となり、正確な測定値が出にくい傾向にありました。
EN388:2016からはより高い耐切創性を評価するために平刃を用いた試験方法「EN ISO13997 TDM 試験」が新たに加わりました。それに伴い耐切創レベル表記も従来の5段階評価(1-5)から6段階評価(A-F)が加わり、精度の高い評価ができるようになりました。
回転刃試験(クープテスト)
試験用丸刃が回転しつつ、50mmの移動距離を往復運動し、試料を貫通するまで切り続ける試験機を用います。
この測定を標準布と交互に数回実施し、得られた値により耐切創性の評価値を算出します。
EN ISO 13997 TDM試験
試験用刃物と試験片との間に一定の力を加え、試験用刃物が試料を貫通するまで水平方向に動く試験機を用います。
荷重条件を変えて数回試験を行い、刃物に加えた荷重と刃の移動距離の散布図(グラフ)を取り、近似曲線の代表値から評価値を算出します。
EN388とは
ヨーロッパに制定されている保護手袋の物性強度を評価する規格基準です。
EN388:2003は「摩擦」・「切創(回転刃)」・「引裂」・「突刺」の4項目の試験が規定されていました。改正されたEN388:2016は新たに「切創(平刃)」と「衝撃」の試験が加わり6項目となりました。(衝撃試験は任意)






