おたふく手袋総合カタログ2018
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厚み、薄さ、軽さ、素材の違いなどご参考に、用途に合わせてお選び下さい軍手の豆知識軍手の分類綿100%混紡特紡化合繊維よって、一般的にゲージが細かくなる程、薄い手袋になると言えます。厚手薄手ナイロンレーヨンアラミドポリエステルビニロン軍手ゲージについて●ゲージとは編み機の針の密度を示すもので、1インチ間にある針数をもってゲージと言います。手袋編み機には5G、7.5G、8.5G、13G、15Gとあり、市場に出回るのは7.5G~13Gで編まれた軍手がほとんどです。(*一般的に7.5=7G、8.5G=8Gと呼ばれています。)数字が大きくなるほど、編目が細かくなります。番手について●糸の太さを表す単位。綿糸、毛糸、麻糸など糸の種類によって番手を定める基準が異なります。ナイロンやポリエステルなどの長繊維は、糸の太さをデニールで表します。一般的に7ゲージの綿軍手や混紡軍手には20番手か10番手が使用され10ゲージの綿手袋には20番手か30番手が使われます。綿番手は数字が大きくなる程、糸が細くなります。*特紡は毛番手で表し、8.5番手が主に用いられています。厚みについて●軍手の厚みは、ゲージ・番手・糸の本数により決まります。編み目の細かいものに太い糸を使用したり、糸の本数を多く使用すると、目が詰まりすぎて、硬くなったりしてしまいます。そこでゲージに適合した番手、本数を使用することになります。7ゲージなどには太めの糸を使用したり、糸の本数を多く用いたりします。逆に10ゲージや13ゲージには細かい糸や、糸の本数を少なくして用います。綿100%の天然繊維で編まれた軍手。吸汗性に優れ、肌にも優しく熱にも強く品質も安定していてます。合成繊維の中で最も強い繊維のひとつで、軽く、染色性が良い。水をほとんど吸わず、シワになりにくく、汚れが落ちやすい。ナイロンと同様に最も強い繊維のひとつ。腰があり、洗濯による伸縮が少ない。吸汗性に優れ、強度があるので耐候性が高い。混紡用としても広く使われている。絹に似た光沢感と優れた染色性があるが、強度が少ない。難燃性・耐熱性、耐切創性に優れている。低温から高温まで広範囲の環境で使用可能な繊維。*耐切創性は綿の4倍以上、耐磨耗性は10倍以上綿、ポリエステル、レーヨンその他(トクボー)など違う種類の繊維を混ぜ合わせた糸で編まれた手袋を言います。綿の混率が高く綿の風合いに近く柔らかな手袋です。未利用繊維(ポリエステル、綿、レーヨン、アクリル等)を紡績しなおした糸で編まれた軍手。コストが安く資源の無駄をなくした商品です。

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